今月の1枚
10月8日の皆既月食をご覧になりましたか。満月が地球の影に入った時の赤い月と輝きを取り戻した星の数々。幻想的な夜空でしたね。
10周年記念企画
たくさんの『ありがとう』をありがとう
蓮田オークプラザがオープンして10周年を迎えました。多くの方々との出会いとお別れがあり、たくさんの『ありがとう』を頂きました。この『ありがとう』へスタッフが綴った気持ちを毎月、数編づつご紹介させていただきます。
《介護部 M.S》
ありがとうの言葉は聞かれますが、全て当たり前のことをしているだけで ”してあげている” ではなく ”させて頂く” という気持ちで、きっとこうしたら喜んでいただけるであろうと気持ちで働いています。
最後の言葉に「ここに来てよかった」と言っていただけたならば「喜んでいただけた」と実感できると思います。
《看護部 H.H》
蓮田オークプラザに入職後、ご入居者様やご家族様より沢山の言葉をいただきました。その中でも印象深いものは、看取り期における言葉以上にご家族様が終末の時に立ち会え、沢山の人に見守られながらその時を迎える事のできた姿そのものが、私の中の言葉に変わる「喜んでいただけたこと」ではないかと思っています。
看護師という職業柄病院勤務をしていた時には、沢山の死に立ち会ってきましたが、家族がそろっての臨終というのは1%程度だと思います。誰もがその時に立ち会ってよいわけではありませんが、そのような時に立ち会わせていただき、最後のケアをさせていただけるということが特別なことであるということを常に思い日々の業務に従事したいと思います。
《原文をそのまま収録しています。なお無断引用・転載はお断り申し上げます》
多くの皆様のご出席ありがとうございました。
運営概況、収支報告、満足度調査報告を主議題にした第20回運営懇談会を無事に開催できました。
満足度調査でご指摘いただいた事項につきましては、より一層ご満足いただけるようスタッフ全員で努力を続けてまいります。
議事内容の記録は、『議事録』としてご家族様にお届けいたします。今しばらくお待ちください。
みんなでおやつを作る日です。今月は白玉あんみつを作ります。
手指を消毒して手袋をします。全員で白玉を作ります。今日の白玉は、胡麻と抹茶の二つの味が用意されました。
「お好きなだけどうぞ」
寒天と白玉にフルーツを盛りつけて下さい。あずき餡もたっぷり乗せましょう。甘くて美味しそう、笑顔がこぼれます。
「皆さ-ん、出来あがりましたか」
全員の盛り付けが終わるのを待ちます。フルーツの多い人、あずきの多い人、お隣どうしで盛り付け自慢です。どれも甘くて美味しそう。
「頂きまーす」
みんなで作るおやつは、いつも美味しい。みんなで作ればお話も弾む。
今日も楽しい御三時です。
昨年も10月に来てくれたかわいい天使たち。今年も大勢で来てくれました。
かわいいですね。4歳と5歳の子達です。5歳の年長さんは昨年も来てくれた子達です。先生の言うことをしっかり聞けるいい子になりました。運動会のお遊戯や妖怪ウォッチ体操など練習の成果を元気に披露してくださいます。入居している方たちも一緒になって楽しく過ごさせていただきました。
子供達から思わぬプレゼントです。ひとつひとつ折り紙で作ったミノムシの壁飾りです。入居者の皆さん笑顔がこぼれます。さらに天使の握手には大喜びです。
楽しい時間はあっという間に過ぎてしまいました。入居者の皆さんが塗り絵で作ったジバニャン・ポーチをご用意しました。着ぐるみを着たスタッフから園児の皆さんにお渡しします。
「また来てね。かわいい天使たち。ありがとう。」名残は尽きません。
毎月の郷土料理。今月は愛知県の料理をお楽しみいただきます。
県内各地から選りすぐりの、銀杏おこわ、じょじょ切り、鶏のひきずり、煮酢和えが並びました。
銀杏おこわは、銀杏の生産量日本一の稲沢市祖父江町の名物です。祖父江銀杏は、天保年間以来伊吹おろしの風除け屋敷林の恵みが商品化され、今ではブランドになっています。
じょじょ切りは伊良子汁粉ともいわれ、渥美半島伊良子岬の近くに昔から伝わるお汁粉です。細長いうどんがどじょう(じょじょ)に見えるところからついた名前です。もともとは農作業の合間に食べるおやつだったそうです。
鶏のひきずり。名古屋周辺に伝わる鶏肉のすき焼きです。鍋の底で肉を焼く様子からこの名がついたとか。今年の事を新年に引きずらないよう片付けてしまう大晦日の年越し料理だそうですよ。
煮酢和えは、浜松など三河地方に伝わる和え物料理です。野菜に火を通しながら合えているのでまろやかな酸味でご飯が進みます。
お品書きを読んで、お料理を見る。「美味しそう。楽しみなのよ毎月。」そうおっしゃって下さいます。栄養部がつくる郷土料理のお品書きも好評です。オークプラザに入居されてからずっとファイルされている方もいらっしゃいます。
翌日18日も、秋の味覚をお楽しみいただきました。松茸ご飯です。ブログでは香りをお届けできないのが残念です。
毎月おいで下さる香山様ですが、四季ごとに季節の歌を携えてコーラスサークルの方々とご一緒くださいます。
今回は、秋の歌をたくさんご用意くださいました。素晴らしいハーモニーのコーラスあり、声量豊かな独唱ありと楽しい音楽会になりました。
後半では入居されている皆さんにご家族様も加わって、みんなで美しい名曲の数々を歌って芸術の秋を楽しみました。
東京オリンピック開会式の想い出を大切にされている入居者の皆さん、今年も10月10日に運動会を開催しました。
参加者全員で準備体操です。
恒例になりました。パン食い競争です。車椅子の方も早い早い。
玉入れ競争です。今年は、床を動く篭に玉を入れます。赤、白一勝ずつの引き分けになりました。
スタッフが赤・白組に分かれて行う綱引きです。入居者の皆さんは、負け組みが引き倒される姿を楽しみにされています。今年は、赤・白双方がぶっ倒れる予想外の結果が待っていました。
スポーツの秋をお楽しみ頂いたこの日の夕食、先日拾ってきた栗を栄養部・介護部スタッフが共同で下ごしらえをして味覚の秋もお楽しみいただきました。
栗がたくさん入った栗ご飯です。とてもおいしかったそうです。
先週、今週と大学生の方が、続けて介護実習に来られました。
今は、教職員資格を目指すには介護実習が必要とされるそうです。でも、来られた方々は資格取得のための中途半端な姿勢ではなく、最初の日からオークプラザに打ち解けてくださっていました。入居者の方々も孫のような学生さんから元気をもらって若返ったように見えます。
大学を出た後どのような職業に就かれても、人生の大先輩と過ごされたこの数日間の体験が活かされることを願っています。そしていつの日かまた遊びに来てくださることも。
台風の通り過ぎた翌日、入居されている皆さんが意気込んで出かけたのは隣町の栗畑。風に吹かれて落ちている栗を想像していたようですが、とんでもない。落ちているイガを踏んづけて栗の頭をむき出してと大変だったようです。
珍しい体験に皆さん大満足。たくさん採れた栗は管理栄養士さんに預けました。どんな料理にしてくれるかな?
「これがブロッコリー?」
「どうやってあんな姿になるの?」
戦後、それも1960年代後半から普及し始めたと言われるブロッコリーです。どんな姿で畑になっているのか知らない方がたくさんいらっしゃいます。
みんなでテラスのプランターに植え付けました。12月になったら収穫してシチューを作ってもらいましょうね。