今月の一枚
オークプラザの中庭では金木犀がオレンジ色の絨毯を広げ、赤とんぼがコスモスの花の間を飛び交っています。秋が深まってきました。
とんぼは、自分の体重と同じ重さの蚊や蝿を30分間で捕食するそうです。テラスに出る入居者様が蚊に刺されないよう、とんぼに頑張れとエールを送りたいと思います。

額賀誠志さん作詞の『とんぼのめがね』。子どもたちがかわいく歌っていますね。中庭に来たとんぼをよぉーく見てみましたが、飛んでばかりいて何色なんだかよく判りません。じっくり見てみたくて写真に撮ってみました。

お昼ごはんの楽しみの一つが毎月の駅弁の日。毎月各地の有名駅弁が食卓に上ります。
今月は、秋田駅から『みちのく海鮮弁当』をお楽しみいただきます。
2010年12月、東北新幹線全線開通と秋田県と青森県を結ぶ五能線を走る”リゾートしらかみ”青池編成へのハイブリッド導入を記念して発売されました。うに、いくら、かになどが盛り付けられ日本海の贅を尽くしたお弁当です。販売を終了したため、今では幻の逸品になってしまいました。

8月 常磐線 日立駅『秋刀魚弁当』
2007年JR東日本20周年を記念して発売されて以来、長く続いているお弁当です。甘辛く煮た秋刀魚が乗っています。卵焼き、赤カブなども添えられて食欲をそそります。

7月東海道本線 掛川駅『浜の釜飯』
茶飯の上に鶏と卵のそぼろが乗っています。鰻の蒲焼に栗など季節の野菜が脇を固めた彩り豊かなお弁当です。

「このごろ忘れっぽくなってね」などとおっしゃるご高齢の方も、昔のことはしっかり覚えていることが多いそうです。駅弁がなくても、おうちで名所旧跡の写真、昔の写真帳などを眺めながら思い出話に耳を傾けて差し上げれば頭の体操になるそうですよ。

今夜は十五夜。夕食を終えた皆様に、介護館女性スタッフ達が習い始めた篠笛をご披露しました。

「ほたるこい」や「赤とんぼ」「月の砂漠」「荒城の月」などの名曲の合奏、アンコールに応えた「宵待草」のソロ演奏。名月の夜を篠笛の風雅な音色とともにお楽しみいただきました。DSC02166R.jpg

浴衣姿にお月見ムードが一層盛り上がりをみせて、入居者様は大喜びでした。

朝から大勢のご家族様がご来館くださっています。敬老の日です。昼食は栗の入ったお赤飯、海老天と紅白かき揚げなどが並ぶ豪華な敬老の日弁当をお楽しみいただきました。
 
午後は敬老会でお過ごしいただきます。
入居者様全員に記念品が贈られます。卒寿、米寿、喜寿を迎えられた方々には一回り大きなお品をプレゼントさせていただきます。

スタッフによる二人羽織ダンスをお楽しみいただきます。顔・足役の3人の背後に手の役の3人が立って小人が踊っているようなファンタジーを演出します。リズミカルな曲に乗せた激しい動きに入居者様の目が釘付けになっています。「どうやって動いていたの?」大勢の方から質問されました。

ご入居者様をお訪ねくださっていたお客様が、飛び入りでハーモニカ演奏をご披露くださいました。楽しいひと時になりました。

お席に紅白のうさぎ饅頭が届けられます。お召し上がりになる力の弱い方には、柔らかいうさぎケーキをご用意しました。ビールをはじめ、飲み物もたくさん取り揃えています。どうぞごゆっくりご歓談下さい。

毎月お越しくださる香山様のピアノに合わせて歌う会、今月は春夏秋冬、季節の歌をご披露くださるコーラスグループの皆さんとジョイント・コンサートです。

全員で発声練習をした後、秋の名曲のメドレーがスタートします。

つづいて、「夕やけ小やけ」など数曲のアカペラ、独唱の「鐘が鳴ります」、斉唱で「月見草のうた」をご披露いただきました。 

豊かな声量への感動の覚めやらないまま、アンサンブル曲へとプログラムが移ります。「金比羅船々」などリズミカルな曲の連続に入居者の皆さんから手拍子が起こります。

手拍子で盛り上がった後は、全員で歌います。良く知っている懐かしい歌を皆さんお口も大きく開いて楽しく歌って下さいました。

女性コーラスグループ”くりーむ”の皆様がお越しくださいました。
IVH(中心静脈栄養)の方や胃ろうの方たちもホールにやってきます。間近に見るお揃いのドレス姿に入居者様たちの期待が高まります。

『線路は続くよ・・』『少年時代』そして秋の名曲の数々、いつか聴いたり歌ったりした曲をたくさんご披露くださいました。

美しい歌声とハーモニーに魅了されてしまいました。歌姫達の姿に心奪われた男性入居者様もいらっしゃったようです。

名古屋から南に走る列車は、右手に大きな温泉リゾートを見ながら 木曽川鉄橋を越え三重県に入ります。
今月は湯ノ山温泉から伊勢志摩を経て和歌山県新宮市の手前の御浜町まで三重県の郷土料理を訪ねます。

あわびめし 殻付きのあわびが届きました。やわらかく、美味しく召し上がって頂こうと前日から厨房で下ごしらえをしてきたあわびがたくさん入っています。
伊勢神宮へ二千年もの長きに亘って熨斗あわびを奉納している志摩半島東端、国崎地区の伝統料理です。

僧兵鍋 御在所岳の麓、菰野町の湯ノ山温泉では毎年10月に火炎みこしが練り歩く僧兵祭りが行われるそうです。今なお町内に残る三嶽寺には永禄年間の頃、僧兵がいて織田信長とも戦ったそうです。出陣前のスタミナ食として、季節の野菜と肉にニンニクを加え味噌で味付けした鍋料理が伝えられています。

あいまぜ 伊勢志摩に伝わるお料理です。大根・人参・蒟蒻・ちくわなどを醤油で煮た後、お酢で味を調えています。人の集まる慶弔時には欠かせない一品になっているそうです。

あおさのお吸い物 南伊勢のリアス式海岸で養殖されるあおさ、全国の生産量の7割が三重県産だそうです。山の豊かな栄養分が流れ込む湾内で育てられたあおさは、ミネラルたっぷりです。

みかん 三重県南部御浜町には果樹研究所があり柑橘の栽培研究が続けられています。三重県の南紀エリアは一年中みかんが採れる地区として知られています。

毎晩見る楽しそうな夕食の光景ですが、郷土料理の日は入居者の皆さんの表情が一段と明るく見えます。食事介助のスタッフが「珍しい物だからどうぞ」とお奨めする声があちらこちらから聞こえます。

ビューティーセラピストの方々にお越しいただいてお化粧教室を開催しました。
お迎えするのは、最高齢96歳お若い方で80歳、平均90歳のご婦人たちです。
 
指先を綺麗にして体操で体をほぐし、顔のマッサージへと進みます。

化粧水や乳液のいい香りが漂います。ヘアバンドにケープを装った皆さんは真剣に説明を聞いています。

スタッフもお手伝いします。眉を描きましょうね。リップに紅を載せましょう。ほほにもほんのり色をつけましょね。

「おきれいですよ」。そう言われて、つい笑みがこぼれます。

夕食の後も、「今日は楽しかったわ」「口紅なんて久しぶりだったのよ」「若返ったわ」と話に花が咲いていました。 
 
お化粧は、腕手指の運動効果に加え、その手順や化粧品の記憶と再現など心身の老化予防に効果が期待されています。皆様はお化粧に時間と手間をかけていらっしゃいますか。

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