毎月一回、土岐さんのピアノ演奏会も三回目。
オープニングは「なごり雪」。二曲目の「見上げてごらん夜の星を」は歌詞カードが用意され、みんなで合唱します。

「津軽海峡冬景色」など季節の曲を楽しませていただいた後、ベートーヴェンのピアノソナタ『悲愴』を演奏して下さいました。

「ベートーヴェンを生で聴くなんて何年ぶりだったかしら。良かったわ」演奏会の後、入居者様からそんな言葉を頂きました。レコードやCDとは違う深みある音色に心洗われるひとときでした。

今月の駅弁の旅は豊川稲荷参詣や三河湾観光の拠点、愛知県の豊橋駅を訪ねます。

三河湾展望

三谷の子安大師

いなり寿司が並ぶ豊橋駅の駅弁の中から、出張帰りのビジネスマンに喜ばれているお弁当を入居者の皆様にもお楽しみいただきます。

焼鳥、つくね、銀杏、ホタテなどの串焼きに山菜おこわのおにぎりが添えられてボリューム満点です。

出張を終えて缶ビールを片手に開くお弁当。入居者の皆様にも、現役だった頃を想い出しながらお召し上がり頂きたいと思います。

昼下がりの明るいホールに十人を超える入居者様が集まりました。
硬筆習字に研鑽を積んできたスタッフが講師役になって、書写教室を始めました。

「もっときれいな字になって子や孫に手紙を書くんだ」そうです。
大変な意気込みです。

皆さん真剣な面持ちでお手本とにらめっこ。
落ち着いて丁寧に書けば大丈夫。元々、綺麗な字を書いていらっしゃるんですから。

最近、書写療法なんて言葉も聞かれます。若々しい頭脳と感性を保つ効果を期待したいですね。

大正琴の演奏グループ幸の皆様が、おいでくださいました。

新春にふさわしく『越天楽』から演奏が始まりました。

『黒田節・荒城の月』へと演奏が続きます。「ご一緒に歌いましょう」と声をかけて頂いたのですが、美しい音色に心奪われたのでしょう。歌声が出始めたのは終盤『たき火』や『星影のワルツ』の演奏を迎えてからになってしまいました。

「よかったねぇ」「大勢なのにみんな揃っていて、上手いねぇ」。ご自身も大正琴を持っている入居者様も大層喜んでいらっしゃいます。美しい音色に癒された演奏会でした。

隣町、白岡市の『しらおか蕎麦を届ける会』の皆様がお越しくださいました。

お昼に間に合うよう朝早くから準備してくださいます。

蕎麦打ちを間近に見る機会などそうそうあるものではありません。入居されている皆さんも全員集合して拝見させていただきます。

お昼近くになりました。程よく寝かせた切蕎麦がどんどん茹であがります。ホールのあちこちから「美味しい」「美味しかった」と声が聞こえてきます。 

新春から本格的な手打蕎麦をお楽しみいただくことができました。
お召し上がり下さった皆様が長~く健康であられますように。

今月の郷土料理は栃木県を訪ねます。

北関東の平野の恵みをふんだんに取り入れた献立をお楽しみください。

かんぴょう五目御飯 味付けして煮たかんぴょうをたくさん混ぜ込みました。全国のかんぴょうの9割が栃木県で作られています。元は関西が本場の作物だったのですが、近江国水口藩主鳥井忠英公が下野国壬生藩に移封された際、殖産興業政策でかんぴょう栽培を奨めたのが今日の礎になっているそうです。

イモフライ 佐野市周辺では昔から常食されています。昭和の時代、一帯で盛んだった絹織物の女工さん相手にリヤカーの行商が串に刺して売り歩いていたそうです。茹でたジャガイモに衣・パン粉を付けて揚げています。地場産のソースをかけてモチモチ食感をお楽しみいただきます。

けんちん汁 崩した豆腐やこんにゃく・大根・ニンジン・ごぼう・里芋などの野菜を炒めたものが入った具沢山の澄まし汁です。名前の由来は、鎌倉の建長寺説と江戸時代に中国から伝わった普茶料理の卷繊(けんちぇん)説があります。元々は精進料理ですが、今日は美味しく召し上がっていただくため鶏肉も入れました。

日光ゆば 素材の味と香りをご堪能いただきたく上品な味に仕上げました。小巻湯波です。最澄が京都延暦寺へ伝えたのが最初だとか。日光でも古くから輪王寺を中心に山岳信仰が盛んで、行者達の大切なたんぱく源としてゆばが食されてきました。薄くて柔らかい京都の湯葉に対し、日光の湯波は厚みと歯ごたえが特徴です。

とちおとめ 栃木県農業試験場で1996年に生まれたイチゴです。『女峰』の後継者として頑張っています。栃木県は昭和43年以来ずっとイチゴの収穫量日本一を続けています。真っ赤なイチゴをご賞味ください。

ボリュームのある夕食でしたが、多くの皆様に完食いただきました。栃木県の郷土料理にご満足いただけたようです。

風もなく良く晴れた今日、白岡八幡宮へ初詣に出かけました。
お願い事がたくさんあるのでしょうか、拝殿目指して急がれます。

一礼二拍手のあと、長い御祈りが続きます。

御神籤をひいて、お守りを頂きます。
「私は吉だわ」。一緒に行った男性入居者の方にもお尋ねしましたら、「中吉! 何事もほどほどが一番だよ」とのお返事。

お参りを終えて温かい陽だまりの中で一休み。穏やかな一年をお約束いただけたような気持ちになりました。

「どの色が似合うかしら」「その色もかわいい色ですよ」迷うことも楽しい色選びです。
スタッフが、入居者様の指先にマニキュアを塗ってゆきます。

塗り上がった指先を見つめるまなざしは、若かりし頃に戻ったキラキラの目。

若さを取り戻していただいて今年もお元気にお過ごしくださいますよう。

今日、ご希望に応えられなかった皆さんの為、明後日も体験会を予定しています。

新年あけましておめでとうございます。
 
蓮田市では、今年も穏やかな元日を迎えました。

蓮田市 山ノ神沼の初日の出

地元の銘酒『神亀』が皆様の前に飾られ、お屠蘇の支度が整いました。

97歳を迎えられた女性をはじめ入居者様全員に、支配人がお屠蘇を注いで回ります。

皆様のお顔がほんのりとなったところでお昼ご飯です。今日は、新春特別メニュー『お祝い膳』です。

今年も皆様がお健やかにお過ごし頂けますよう、支配人以下スタッフ全員で力を合わせ努めて参ります。どうぞよろしくお願いします。

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