中央線でゆく長野への旅。八ヶ岳、霧ヶ峰、蓼科、白樺湖への山歩きや御諏訪大社御柱祭観光などの玄関口、中央線の全ての旅客列車が停車する茅野駅の駅弁を訪ねます。
お品書きを添えて御弁当とお椀が届けられます。
蓋を取ると中央にたけのこが優しい姿を見せています。春限定の『たけのこわっぱ』弁当です。「美味しそう」と声が上がります。
たけのこご飯に、鰆、菜の花と蒸し鶏の和え物などがぎっしり並べられています。
昭和の時代、新宿を深夜0時前に発車、茅野へ早朝6時前に到着する山岳夜行列車が走っていて大勢の若者で混雑していました。今も夏山シーズンには「ムーンライト信州」が走るそうです。
守屋山からの諏訪湖 昭和50年頃
お昼ご飯の時です。入居者の方に手招きされ、傍に伺うと「今日はピアノの日だわよね。何時からだったかしら。楽しみなの」とおっしゃいます。今日は土岐さんのピアノ演奏会です。
広いジャンルからの選曲が好評です。今月はバッハの「平均律クラヴィーア曲集」から一つの前奏曲、美空ひばりが歌った「真っ赤な太陽」、小柳ルミ子の「瀬戸の花嫁」などを聴かせていただきました。
厨房からこうばしい香りが漂ってきました。覗いてみます。
パンケーキがどんどん焼き上がってきます。
ケーキがしっとりとしたところで餡を挟んで出来上がり。3時を待ちます。
大きなどら焼きに、入居者の皆さん大喜びしてくださいました。
お誕生会です。
男性スタッフの歌う『海の声』に合わせて女性スタッフがフラダンスをご披露します。
今回のお誕生ケーキは、苺ジャムケーキです。お誕生日を迎えられた方々を代表して男性入居者様がローソクを吹き消します。
チョコケーキも登場してスイーツパーティーが始まります。食事介助の必要な方も一緒に甘いケーキをお楽しみいただきます。
三か月に一度のお誕生会。毎回、ケーキを用意して、皆様にお楽しみいただいています。
盛り付けを終えた大皿が並びました。今日は月に一度の郷土料理の日です。
大きな皿に盛り込まれた旬の料理をみんなで分け合う皿鉢料理。元々は神様へのお供えを神事の後、全員で食すことで神と人、そして仲間の連帯を深めたものだそうです。
今日は一人前一皿の皿鉢料理です。鯖の姿寿司、煮物、揚げ物、和え物からロールケーキや果物まで盛り合わせた組み物の皿をお楽しみいただきます。鮮やかな色彩の盛り合わせもお楽しみください。
ほとんどのお皿が、きれいにお召し上がりいただいて戻ってきました。今月の郷土料理、高知県の皿鉢料理もご満足いただけたようです。
調理師さんと生地作り。お砂糖も卵もよく混ぜて「おいしくなぁれ」。
「カップの七分目、トッピングを入れる分は残しておいてね」
底に自分の名前を書いたカップに生地を入れます。
スライスアーモンドやクルミ、レーズンなどお好きなトッピングを好きなだけ。
後は焼き上がりを待つだけです。
難読漢字クイズを楽しんでいる間に焼き上がりました。いい香りが漂います。
「食べましょ食べましょ。クイズの回答はあと回し」。
みんな一緒に作ったケーキです。みんなで食べれば美味しさも格別。
甘くて香ばしくって、外はカリカリなのに中はしっとり。
お好みのトッピングは自分だけの組み合わせ。
美味しいカップケーキは大好評でした。
「あの人が歌っている」「この人も口を大きく開けている」。普段、歌声を聴かせていただいたことのない方々が、歌っています。若い頃に親しまれた歌の力って素晴らしいですね。『昭和ギター組』のギターデュオ演奏会です。
一曲ごとに拍手が沸きます。大勢の入居者様が、「荒城の月」「カチューシャの唄」「人生の並木道」などの演奏に合わせて歌ってくださいました。
新緑の美しいゴールデン・ウィークです。
薫風に誘われてご近所散歩に出かけました。公園の藤棚が目的地です。
長く咲いた藤の花房。眺めて香りも楽しんできました。
藤は長寿だそうです。春日部・牛島の藤は1200年、加須・玉敷神社の藤は400年もの樹齢だそうです。入居者の皆さんも藤の木のように長くお元気でお過ごしくださいますように。