毎日の体操レクにスタッフのアイデアが光るお楽しみレクなど楽しいレクレーションが途絶えることがない介護館ですが、入居者の皆さんの一番の楽しみはやっぱり食事。
毎月の郷土料理、駅弁の旅、お料理教室に加えて、B級グルメを訪ねる新企画が始まりました。

第一回目は、埼玉県内のB級グルメから二品を選びました。

すったて。 四方を川に囲まれた川島町は、川越藩の米蔵として水田耕作の盛んな土地でした。草取りや水の管理などに追われる夏場の農作業で疲れた体に、滋養豊富で口当たりの良い食べ物として愛されてきたすったて。胡麻・味噌と一緒にきゅうりやしそ・みょうがなど夏野菜をすりおろした饂飩のつけ汁です。冷汁・呉汁に並ぶ川島町の伝統食です。



みそポテト
。こちらは四方を山に囲まれた秩父の名物です。たらし焼やすりあげなど秩父の伝統的な小昼飯(こぢゅうはん)の一つですが、B級グルメグランプリ入賞以来すっかり有名になりました。ふかしたジャガイモに衣をつけて揚げ、味噌だれで食べます。サクサクの衣とほくほくのお芋が小腹を満たしてくれる逸品です。

暑い夏に備えてビタミンBたっぷりの豚の冷しゃぶを添えました。

B級グルメツアー第一弾、長いお饂飩と格闘しながらもお楽しみ頂けたようです。贅沢ではなく庶民的な美味しさを探すツアー、来月はどんなお料理が登場するでしょうか、ご期待ください。

「実家の畑の紫陽花が見頃だよ」スタッフの情報をもとに、出かけました。

車椅子の方も車から降りて、大きな鞠のように咲いた花に触れ、香りも楽しんできました。

色の変化からつけられた「移り気」との花言葉がよく知られていますが、花が集まって咲く姿から「一家団欒」という花言葉もつけられているそうです。『介護館』の家族のような和気あいあいとした雰囲気がいつまでも続きますように。

駅弁の旅に並んで、毎月の楽しみにされている郷土料理。
今月は、宮城県の郷土料理を訪ねます。

おくずかけ 温麺に油揚げや茸、根菜など具沢山の出汁が添えられています。とろみの付いた醬油出汁が梅雨寒で冷えたお腹にやさしい宮城県のおふくろの味です。

ずんだおはぎ 枝豆をすり潰してつくるずんだは仙台市に伝わる緑美しい餡です。滋養豊富で消化が良く暑さで弱った体に優しい食べ物です。名前の由来には、陣太刀で潰した、豆打餡を献上したなど諸説ありますがいずれも伊達政宗公にまつわる説ばかりです。

笹かま 宮城県のお土産と云えば淡白な白身魚のうまみを凝縮した笹かま。この名前は昭和になってからのもの。ある老舗が伊達家の家紋「竹に雀」をヒントにつけた名前が定着したものだそうです。
しそ巻き 味噌を大葉でくるんで揚げたしそ巻きは東北各地にありますが仙台市で出されるものは銘品。お店ごとにクルミや胡麻など味噌に隠された味が違っていて、これを探るのも楽しみの一つです。 

ブルーベリーヨーグルト お食事の後をさっぱりと整え、お腹にも優しいヨーグルトを添えました。お食事の感想などご歓談いただきながらお楽しみください。

東北出身の方、宮城へ旅されたことのある方々には懐かしいお味だったようです。梅雨を迎えて、寒暖の差の大きい日々、弱り始めた胃腸に優しい献立は皆様に大変喜ばれました。

今日はお料理教室。栄養部のスタッフが、料理の楽しさを教えてくれます。

カステラの生地と白あんが用意されました。

生地で白あんをくるみます。ふっくらとした若鮎の輪郭が見えてきます。

若鮎の目やひれを描きます。みなさん真剣な面持ちです。

スタッフもお手伝いして、入居者様全員分の若鮎が出来上がります。

どうぞごゆっくり季節の味をお楽しみください。

今回も美味しいお顔がたくさん並びました。
ご自分で作ってみようとされる方が、一人でも増えてくれるとなお嬉しいのですが。

中央線でゆく長野への旅。八ヶ岳、霧ヶ峰、蓼科、白樺湖への山歩きや御諏訪大社御柱祭観光などの玄関口、中央線の全ての旅客列車が停車する茅野駅の駅弁を訪ねます。
 
お品書きを添えて御弁当とお椀が届けられます。

蓋を取ると中央にたけのこが優しい姿を見せています。春限定の『たけのこわっぱ』弁当です。「美味しそう」と声が上がります。 

たけのこご飯に、鰆、菜の花と蒸し鶏の和え物などがぎっしり並べられています。

昭和の時代、新宿を深夜0時前に発車、茅野へ早朝6時前に到着する山岳夜行列車が走っていて大勢の若者で混雑していました。今も夏山シーズンには「ムーンライト信州」が走るそうです。

守屋山からの諏訪湖 昭和50年頃

お昼ご飯の時です。入居者の方に手招きされ、傍に伺うと「今日はピアノの日だわよね。何時からだったかしら。楽しみなの」とおっしゃいます。今日は土岐さんのピアノ演奏会です。

広いジャンルからの選曲が好評です。今月はバッハの「平均律クラヴィーア曲集」から一つの前奏曲、美空ひばりが歌った「真っ赤な太陽」、小柳ルミ子の「瀬戸の花嫁」などを聴かせていただきました。

厨房からこうばしい香りが漂ってきました。覗いてみます。

パンケーキがどんどん焼き上がってきます。

ケーキがしっとりとしたところで餡を挟んで出来上がり。3時を待ちます。

大きなどら焼きに、入居者の皆さん大喜びしてくださいました。

お誕生会です。
男性スタッフの歌う『海の声』に合わせて女性スタッフがフラダンスをご披露します。

今回のお誕生ケーキは、苺ジャムケーキです。お誕生日を迎えられた方々を代表して男性入居者様がローソクを吹き消します。

チョコケーキも登場してスイーツパーティーが始まります。食事介助の必要な方も一緒に甘いケーキをお楽しみいただきます。

三か月に一度のお誕生会。毎回、ケーキを用意して、皆様にお楽しみいただいています。

盛り付けを終えた大皿が並びました。今日は月に一度の郷土料理の日です。

大きな皿に盛り込まれた旬の料理をみんなで分け合う皿鉢料理。元々は神様へのお供えを神事の後、全員で食すことで神と人、そして仲間の連帯を深めたものだそうです。

今日は一人前一皿の皿鉢料理です。鯖の姿寿司、煮物、揚げ物、和え物からロールケーキや果物まで盛り合わせた組み物の皿をお楽しみいただきます。鮮やかな色彩の盛り合わせもお楽しみください。

ほとんどのお皿が、きれいにお召し上がりいただいて戻ってきました。今月の郷土料理、高知県の皿鉢料理もご満足いただけたようです。

調理師さんと生地作り。お砂糖も卵もよく混ぜて「おいしくなぁれ」。

「カップの七分目、トッピングを入れる分は残しておいてね」
底に自分の名前を書いたカップに生地を入れます。

スライスアーモンドやクルミ、レーズンなどお好きなトッピングを好きなだけ。

後は焼き上がりを待つだけです。

難読漢字クイズを楽しんでいる間に焼き上がりました。いい香りが漂います。

「食べましょ食べましょ。クイズの回答はあと回し」。
みんな一緒に作ったケーキです。みんなで食べれば美味しさも格別。

甘くて香ばしくって、外はカリカリなのに中はしっとり。
お好みのトッピングは自分だけの組み合わせ。
美味しいカップケーキは大好評でした。

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